Gothic

ゴシック

ゴシックロリータファッションをテーマに

おひなさまが時代によってかたちを変えてきたことを考える時、ファッションとの響きあいはとても大切な気がしていました。現代の人がときめくものが、いつしか伝統の中にくみこまれていく。そんな「未来」を見せてくれるおひなさまです。
 

細かいところまでゴスロリ!で





 ロリータファッションのように髪飾りには手染めのお花でかざりました。 十二単の衣装は黒い京都の帯地を。おひめさまの袖に近い主衣装には正絹の杉綾織という特別なふんわりとしたシルクを使いました。かさねには、風合いのある山繭のシルクの黒とシルバー。特に銀色は絹の光沢感を生かして少しメタリックな雰囲気です。。
あえて着せ付けは京式にしてクラシックな雰囲気を出しました。
 小さなお人形に、いくら小さな花になっても作り方はかわりません。「こんなにお花を作ってもまだ足りない。」と
いうほどお花を染めて頭や衣装にあしらい、このおひなさまひとつのために、途方にくれるほどお花を作りました。
 
 
 

飾りのお花は将来のお楽しみ。


 
もうひとつ、前飾りのお花はネックレスとしても使えます。そんな楽しみがおひなさまにあると嬉しいなと思いながら仕上げました。  
 

 
 
  ※実際のおひなさまは手作りのため。微妙な風合いが写真と異なる場合があります。